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中島健人はテレポーテーションが出来ない

初めて好きになったジャニーズ・中島健人。好きになって追いかけてあるきっかけで離れて戻ってより一層好きになった人。この変遷を自分のための振り返りとして書き綴ってみようと思い書いてみたら彼の最初のソロ曲・teleportationに受けた影響が大きすぎたことに気づき当初の目的から離れて書きなぐってみました。

約5年前。ジャニーズと無縁の生活を送っていた私はHey!Say!JUMPにハマり始めた妹と一緒になんとなく少クラを見たりコンサート映像を見たり実際にコンサートに行ったりしていた。自分から追いはしないけどジャニーズ良いな程度の認識。好きな人は数人いてその1人が中島健人だった。

ある日変化が訪れた。

いつものようになんとなく少クラを見ていた。この日は健人くんがソロ曲を披露する日。健人くんにはもうソロ曲があるんだすごいなとにわかながら期待しつつ始まったteleportation。
終わった直後とめどない褒め言葉と愛に溢れた。曲が良い歌詞が良い歌が上手いダンスが上手い表情が素敵たくさんのバックJr従えても霞まない一番輝いてる健人くんはすごい健人くんが好き。
この日を境に頭の中を占める中島健人の割合が増した。「自分から追いはしないけどジャニーズ良いな」が崩れていった。中島健人を追いかけたい。この人の一挙手一投足を見ていたい、この人を好きになりたい、そんな気持ちでいっぱいになった。

この約1ヶ月後に偶然にもone sexy zone発売記念セクサマ披露ありのジャニワへ行き、さらにその1週間後に私の行動範囲で買い物をする中島健人という二大追い込みのおかげもあり完全に堕ちた。「ジャニオタになる、中島健人の担当になる。」そう決意した。

それまでジャニーズと無縁だった人間が中島健人の歌うteleportationにどうしてここまで惹かれたのか。それはもちろん曲が好みだったと大まかかつ個人的理由で片付けられることだけどもう少し深く考えてみた。

「君へテレポーテーション どんな壁も超える」
という歌い出しから始まるこの曲は中島健人がいつどんなところにいても会いたいと思えば来てくれる、そんなドラマチックでロマンチックな曲かと思いきや、間奏で入るコーラス「if I can teleport If If I teleport」で想像が裏切られる。実はテレポーテーションは出来たらいいのにと願うだけで実際には出来ない。それでも君が望むなら叶えようと奮闘する曲なのだ。
希望に見せかけた絶望。こんな果てしなく暗い曲をデビューして日も浅い当時10代の男の子に歌わせた大人のshow must go on精神ふざけてると言いたいが、これを中島健人に歌わせたことに大きな意味合いがあると思う。

前述したこのスタンスはファンが願うことは何でもやってみせる、全力で取り組んで満足させるという中島健人のキャラクター性が完全投影されている。ソロ曲唯一の第三者作詞曲にもかかわらず第三者が書いたとは思えないほどに中島健人が表現されている。この曲の制作に携わった大人達がアイドル中島健人はこういう方向性で売ろうと決めたのか、中島健人はこういう人だと見抜いて歌わせたのかは分からない。が、私は彼の何事にもまっすぐ全力で取り組む姿に惚れ込んだからこんなにもマッチングした曲をもらえたことを感謝したい。

中島健人が「君へテレポーテーション どんな壁も超える」と歌えば今はできなくてもいつかは…なんてぶっ飛んだ期待をしてしまう。そう思わせてくれるのは彼の実力があってこそ。teleportationを歌わなければ彼のこともteleportationという曲にもここまで惹かれていないだろう。

けれどこれによって中島健人のキャラが義務付けられてしまったとも思う。
出来ないこともファンが望むならする姿勢を見せることを宿命づけられた。どんなことにも全力で挑む健人くんは好きだけど、出来っこないと分かっていることも望まれたら挑戦する姿を見ることは本当に苦しい。
 teleportationはアイドル中島健人を決定付けた呪いだ。一ファンである私には呪いを解くことはできないおろか解けないことを願ってる。もし今のスタンスが崩れたらきっと中島健人を好きな気持ちは薄れてしまう。

私が好きになり理解し知ることが出来るのはアイドルの中島健人で一人間の中島健人はどうあがいたって知りえない。だから呪いも解けない。悔しい。切ない。できるのは応援することだけ。健人くんが好き出来っこないテレポーテーションをするよって言ってくれる健人くんを信じるよこの距離を縮めてほしい望めば叶うのなら会いたい好き好き好き。

アイドルとファンは本当にテレポーテーションしなければ埋められない距離関係にあるのかもなんて考える。私たちはお互いとても遠い存在だけれどteleportationはアイドル中島健人とファンという関係だからこそ成り立つのかもしれない。アイドル中島健人を愛するファンだけの特権。望んだことをしてくれる、しようと努力してくれる約束を好きな人がしてくれることはとてつもない幸福だ。

teleportationが希望の歌か絶望の歌かは未だに決められないが、この曲が中島健人のものである限り私は彼が好きだ。

中島健人はテレポーテーションが出来ない。
それでも全力で挑む彼がいる。してほしいと願うファンがいる。その関係性が中島健人を好きでいることの一番の充実感と幸せだ。この根っこが変わらずにこれからも成長し続ける彼でいてほしい。